ノリディ(ミニピル)350mcg 84錠
ノリディは卵胞ホルモンのエストロゲンを含有していない経口避妊薬で、一般的にミニピルと呼ばれています。「Progestogen-Only Pill」なので、海外では略してPOP(ポップ)とも呼ばれています。低用量ピルと呼ばれる日本で認可されている経口避妊薬は、卵胞ホルモンのエストロゲンと黄体ホルモンのプロゲステロンを少量含んでいますが、本製品は黄体ホルモンのプロゲステロンのみを含有していることが特徴となります。エストロゲンが含まれていないことから、血栓症の発症リスクが高い方や授乳中の方も服用することができます。作用機序は低用量ピルと同様となり、子宮頚管粘液の粘度を増加させ精子が到達するのを阻害します。その結果、子宮内膜の質が変わり着床を妨げ排卵を抑制します。また、月経困難症やPMS(月経前症候群)、更年期障害による症状の改善にも効果を示します。ノリディは超大手製薬会社のファイザーが製造販売しており、日本では流通していませんが、海外では多くの国で使用され人気の高い製品です。
価格: 3,980円
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次に該当する方はノリディの服用をお控えください。ノリディに含有されている成分に対し過敏症の既往歴、重篤な肝障害・肝疾患、心筋梗塞・脳卒中などの血栓性疾患またはその既往歴、脂質代謝障害、未診断の異常な性器出血、︎妊婦または妊娠している可能性、乳房結節・乳房に異常がある、妊娠中に黄疸・全身の重いそう痒症の既往歴、乳がん・子宮がんなどのエストロゲン依存性悪性腫瘍またはその既往歴。また、次に該当する方はノリディの服用に慎重な注意が必要です。必ず事前に医師にご相談の上、服用を検討するようにしてください。心疾患・肝疾患・腎疾患・肝疾患・てんかん、またはその既往歴、エストロゲン依存性悪性腫瘍の家族歴、35歳以上の喫煙者、肥満、耳硬化症、ポルフィリン症、片頭痛、喘息、耐糖能が低下している、高血圧、うつ病。併用禁忌薬は特にありませんが、抗てんかん薬・一部の抗生物質・ステロイド内服など飲み合わせに注意が必要な薬がいくつかあるため、併用している薬・サプリメント・健康食品がある方は必ず服用前に医師か薬剤師に飲み合わせについての確認を行ってください。本剤の服用中はセントジョーンズワートの摂取を避けてください。本剤の服用中に嘔吐・下痢などの症状がある場合、薬の吸収が妨げられることで避妊効果が弱まる可能性があります。そのような場合は、服用中も7日間はコンドームなど他の避妊法を併用するようにしてください。低用量ピルなどの他の経口避妊薬からノリディに切り替える際は、前の薬剤の服用を終了した翌日からノリディの服用を開始してください。服用初期に不正出血が現れることがあります。少量であれば様子を見ていただき、長期間止まらない場合や出血が多い場合は早めに医療機関を受診するようにしてください。妊娠を希望する場合は妊活開始3ヶ月前にノリディの服用を中止することが推奨されています。ノリディを長期間服用することで乳がんや子宮頸がんの発症リスクが若干増加するというデータがあります。(逆に、子宮体がんや卵巣がんの発症リスクは低下します)
子供の手の届かない場所に保管してください。直射日光を避け、高温・多湿ではない室温(1~25℃)で保管してください。