ラミクタール(うつ・てんかん治療薬)
ラミクタールは、日本でも使用されている抗てんかん薬・双極性障害の治療薬です。先発医薬品として承認・販売されており、多くの医療機関から処方されています。有効成分のラモトリギンによって、神経細胞のナトリウムチャネルを阻害し、興奮性シグナルの細胞内への流入を防ぎます。その結果興奮性神経伝達物質として機能するグルタミン酸の遊離を抑え、神経細胞の異常な興奮を抑制する効果が期待できます。通常、部分発作、強直間代発作に対する単剤療法または他の抗てんかん薬との併用療法(小児は併用療法のみ)、定型欠神発作に対する単剤療法、レノックス・ガストー症候群においての全般発作に対する他の抗てんかん薬との併用療法に使用されています。
価格: 2,942円 – 4,191円
ラミクタールの成分に対し過敏症の既往歴のある患者の方は服用しないでください。自殺念慮のある患者の方、自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者、脳の器質的障害又は統合失調症の素因のある患者の方、肝機能障害のある患者の方、腎不全患者の方、ブルガダ症候群の患者の方、他の抗てんかん薬に対しアレルギー歴又は発疹発現の既往歴がある患者の方、高齢者の方(65歳以上)、妊娠中や妊娠の可能性のある方、授乳中の方は服用しないでください。眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こる可能性があるため、自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事しないでください。決められた用法・用量を必ず守って服用してください。併用注意薬として、バルプロ酸ナトリウム、本剤のグルクロン酸抱合を誘導する薬剤(フェニトイン、カルバマゼピン、フェノバルビタール、プリミドン、リファンピシン)、ロピナビル・リトナビル配合剤(アタザナビル/リトナビル)、カルバマゼピン、リスペリドン、経口避妊薬(卵胞ホルモン・黄体ホルモン配合剤)があげられます。
子供の手の届かない所で、直射日光や高温多湿をさけて室温で保管してください。