フェマーラ(レトロゾール)
フェマーラは閉経後の乳がん治療薬で、術後の補助療法としても用いられています。有効成分レトロゾールの働きによって、エストロゲン(卵胞ホルモン)を合成するアロマターゼ(酵素)の活性を阻害し、乳がん細胞の増殖を抑制します。フェマーラは閉経後の乳癌に特異的に効果があり、閉経前の乳癌には無効となっています。また日本国内のクリニックでは、排卵誘発剤としても処方されています。排卵誘発剤であるクロミッドに比べて、卵巣へより柔らかに刺激を与えることが特徴となっています。
価格: 2,980円 – 5,027円
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1日1回、水またはぬるま湯で服用してください。
閉経後の乳がん治療の場合、1日1回2.5mgを服用してください。排卵誘発剤として服用する場合、1日1回2.5mgを、生理開始3日目から5日間服用してください。効果が現れない場合は、1回2.5㎎から5㎎に増量してください。
めまい、ほてり、吐き気、頭痛、関節痛などがあります。
レトロゾール
ノバルティス、シプラ
妊娠中や授乳中の方、本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある方は服用しないでください。重度の肝機能障害を有する方、重度の腎障害を有する方は注意して服用してください。本剤は内分泌療法剤であり、がんに対する薬物療法について十分な知識・ 経験を持つ医師の下で、本剤による治療が適切と判断された方にのみ使用してください。めまいなどが起こることがあるので、服用中は自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際は注意してください。本剤の服用により骨折や骨粗鬆症が起こりやすくなるので、骨密度等の骨状態を定期的に観察することが推奨されています。
子供の手の届かない所で、直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所に保管してください。