クロミカルム
クロミカルムは犬猫兼用の補助治療薬で、ペットの不安やストレスからくる症状の緩和に効果的とされています。お留守番中に過剰に吠える、排泄の失敗など分離不安の症状、破壊行動、大きな音に怖がるといった過剰な興奮状態を和らげます。有効成分のクロミプラミンは、三環系抗うつ剤に属するセロトニン再吸収阻害薬です。脳内の伝達物質セロトニンの取り込みを阻害することで、ペットの不安感を軽減し、乱れていた精神のバランスを整える働きがあります。行動療法と併用することで、より効果的に分離不安症の症状を改善できるのが特徴となります。愛犬や愛猫が少しでもいつもと様子が違うようであれば、なるべく早く原因を突き止めて解決してあげましょう。
価格: 8,329円 – 15,731円
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犬には1日2回、猫には1日1回、経口投与してください。食事と一緒に投与することがが望ましいとされています。錠剤は分割して投与することが可能です。
体重1kg当たり塩酸クロミプラミンとして1~2mgを経口投与してください。投与目安は次の通りです。【犬】1.25~2.5kg 5mg0.5錠、2.5~5kg 5mg1錠、5~7.5kg 5mg1.5錠、7.5~10kg 5mg2錠/20㎎0.5錠、10~20kg 20㎎1錠、20~30kg 20㎎1.5錠、30~40kg 20㎎2錠【猫】3~6kg 5mg0.5錠、6~12kg 5mg1錠
嘔吐、下痢、食欲不振、嗜眠、眠気、倦怠感、鎮静などがあります。
クロミプラミン塩酸塩
ノバルティス
緑内障、心疾患、てんかん等のけいれん性疾患のあるペット、またはその既往歴があるペットには投与しないでください。中枢神経系に作用する医薬品と併用すると、相互作用を強めてしまうため推奨されていません。MAO阻害薬との併用は禁止されているため、投与する場合はご注意ください。薬剤のみの治療ではなく、必ず行動療法も併用して行ってください。分離不安の治療は2〜3ヶ月を要しますが、3ヶ月以上の投与は、症状が改善しない場合でも推奨されていません。必要量を確実に全て飲み込んでいることを確認してください。
直射日光を避け、15〜25℃の涼しい乾燥した場所に保管してください。子供の手が届かない場所で保管してください。